この記事でいいたいこと
・会社案内はお客様(など)向け、入社案内は求職者向けにつくる
・求職者の応募意思決定に関係する人(学校の先生・家族など)への訴求も考える
とあるネジを作るメーカーの企業の社長との会話
私「社長、学生を採用するためには入社案内パンフレットを作った方がいいですよ」
社長「あー、パンフレットならあよ。これ」
と言われて渡されたのがネジのカタログ(!)でした。
さすがにカタログは稀なケースですが、
会社案内パンフレットだけを求職者にそのまま渡して説明している企業は多いようです。
人材採用時に使うパンフレットは「入社案内」のパンフレットです。
会社案内と入社案内は想定するターゲットが異なります。
【会社案内パンフレット】
顧客、見込み客、仕入れ先、官公庁の担当者、金融機関の担当者など
内容とすると
・事業内容
・社長あいさつ
・沿革
・所在地
などを入れます。
それに対し
【入社案内パンフレット】
求職者、学校の進路指導の先生、就職課の職員、教授、親御さん、ご家族など
よって、会社案内の内容に加え
・事業内容
・仕事の説明
・社長あいさつ(求職者向けメッセージ)
・人事担当者メッセージ
などを含めます。
特に新卒採用活動においては親御さんや学校の先生が見ることも意識してパンフレット作成をすることが大事です。
若手向けということでできるだけポップに、との視点で作られるケースも多いですが、親御さんは子供の就職先に「安心さ」も求めています。
ですのでその視点もお忘れなく。
(企業によっては「ご家族向け」のパンフレットを作成しているケースもあります)
若手向けということでできるだけポップに、との視点で作られるケースも多いですが、親御さんは子供の就職先に「安心さ」も求めています。
ですのでその視点もお忘れなく。
(企業によっては「ご家族向け」のパンフレットを作成しているケースもあります)